【実績紹介】しまなみ海道を全編ドローンで撮影させて頂きました!

このたび、JB本四高速株式会社様のご依頼で、ホームページ掲載用として「しまなみ海道」の動画撮影を行いました。

案件概要

しまなみ海道と言えば、島が連なる景色も美しく、自転車で走れる道路として有名です。また「橋の博物館」とも呼ばれているほど、さまざまなカタチの橋があり、国内だけではなく、世界中から観光客が集まるスポットです。

その魅力を最大限伝えるために、しまなみ海道を走る自転車の姿をドローンで撮影しました。自転車で走れることや、橋と景色の壮大さを最大限伝えるため、業務用空撮ドローンのInspireにて、2オペレーション体制(ドローン操作担当とカメラ操作担当)で撮影しました。


撮影現場について

しまなみ海道が通るの大三島、伯方島などを含めた計5か所での撮影でした。JB本四高速様の所有する敷地や、関係各所の敷地での飛行許可をいただきましたので、そのあとの、現場安全管理や関係者との調整(警察署や周辺施設と周辺住民への通達)は関西ドローンにて担当しました。


ひとこと

撮影日まで1週間ほど晴れない日が続き、少し不安になりましたが、当日は100点満点の晴天で空も海面も濃い青色。きれいな景色としまなみ海道、そこを走る自転車を映像におさめることができました。ドローンパイロットとして、あれだけ絵になるしまなみ海道を仕事で撮ることができ、とても嬉しかったです。納品物についても、お客様にも非常に満足いただけたとのことで、今でも思い入れの強い案件の一つです。


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しまなみ海道は観光地で、通行する人や車も多く、安全に、よりよい映像を撮るためにロケハンを行いました。ロケハンとは、ロケーションハンティングの略で、撮影現場の下見や調査です。ロケハンの後には、撮影する映像のイメージをお客様と共有するための「絵コンテ」を作成して打ち合わせを行い、抜かりなく事前準備に取り組みました。

撮影現場については、許可を取ってあるとはいえ、観光地であるしまなみ海道の近くのため、通行人の方も多くいらっしゃいました。人の少ないタイミングを見計らい、撮影場所の関係者の協力を得ながら、法規制ルールと安全基準に則った上で撮影を行いました。

また、とあるシーンで、離陸地点から1km以上離れた地点での撮影がありました。橋を走る自転車と並走するカットです。1㎞以上離れると、ほぼドローンが見えなくなりますので、「目視外飛行」になります。しかし、関西ドローンでは、国土交通省より「目視外飛行」の通年許可をいただいておりますので、特別な別途申請もなく、スムーズに撮影を終えることができました。

そして、「今回は動体(走る自転車)を撮影する」と言うことで、PhantomシリーズやMavic Proなどのパイロット一人だけでの撮影だと、映像表現の幅も限られてきます。そのため、Inspire1 v2.0という2人で操縦できるドローンにZenmuse X5という高性能カメラをつけた上での撮影を行いました。そうすることで、パイロットはドローンの操作に集中し、もう一人はカメラの操作や調整に集中することができる、「2オペレーション体制」で撮影に挑みました。結果として、ブレがないスムーズで、美しい映像を撮ることができました。