関西と九州で高級ホテルを運営されているホテルセトレ様のご依頼で、ホテル3施設をドローンにて写真撮影しました。
案件概要
こだわりのサービスを提供する高級宿泊施設の「ホテルセトレ様」から、プロモーション用のドローン写真撮影依頼をいただきました。今回ご依頼いただいた撮影箇所は、ホテルの3施設です。
明石海峡大橋を望む「セトレ神戸・舞子」と、姫路城を見下ろす山間部のリゾート「セトレハイランドヴィラ姫路」と、静かなびわ湖のほとりに建つ「セトレマリーナびわ湖」の撮影を行いました。
2次元的な地上からの撮影とは違い、3次元的な動きができるのがドローン撮影のメリットです。それを活かし、建物の俯瞰などの珍しい構図などを使って、ドローンならではの写真を撮影することができました。
撮影現場
平日の昼の撮影のため、ホテル敷地内の人は少なく、現場管理はしやすく、安全上の問題はありませんでした。しかし、近隣施設や道路の上空は基本的に飛行できないため、ホテルの敷地内の上空での飛行になりますので、撮影する写真の構図の決定に苦戦しました。
ドローンとは言え、どこまでも好きに飛ばしていいわけではないので、限られた飛行条件での最適な写真を撮るため、テストフライトも行い、お客様と打ち合わせをした上で撮影を行いました。
ひとこと
ホテルセトレ様はハイクラスの宿泊施設であり、建物のデザインや周りの景色も素晴らしく、撮影していてとても楽しかったです。また、対応していただける各ホテルのスタッフの方もさすがホテル従業員、ということで素晴らしいお気遣いやおもてなしをいただきました。関西ドローンも見習ってよりよい、気持ちのいいサービスを目指します!
CLOSE UP COMMENT
この案件は動画ではなく、写真撮影の案件でした。関西ドローンでは動画だけではなく、写真撮影も承ります。ドローンで撮る写真はどれも似ていると言われることがありますが、私達としてはパイロットの腕で大きく左右されると考えています。
カメラで考えると同じですが、「同じ建物を撮れば、誰が撮っても同じようにな写真になる」ことはありません。機材も違えば、実力も違います。機材の選定、カメラ設定の知識、光の捉え方、構図、編集技術など、写真には膨大な量の技術と知識が必要です。
ドローンも同じように、使う機材や撮影する人の知識や経験で大きく変わります。関西ドローンではカメラ撮影に長期携わるメンバーで撮影を行いますので、ご要求に沿った写真を撮影致します。そして、今回は「高級ホテル」の写真撮影でした。
通常のドローンカメラではセンサーサイズが小さく、写真の色味や立体感、精細さが十分には引き出せませんので、この撮影では、高精細カメラ「Zenmuse X5」というカメラと各種専用レンズを使用しました。
撮影シーンに合わせて、広角レンズや単焦点レンズなどの最適な画角のレンズを選び、そのレンズにNDフィルターやPLフィルターと呼ばれる、太陽のぎらつきや色味をより自然に調整できるものを使用して、よりよい写真撮影に努めました。
また、編集後の見栄えのことも考え、データ形式は、よくある「JPEGデータ」ではなく、ハイクオリティな写真に仕上げられる「RAWデータ」で記録し、専用ソフトで最も美しく見えるように編集を行いました。
そのように、機材の選定や写真の知識をもとにこだわった撮影を行うことで、「ホテルセトレ様」に大変満足いただくことができ、今現在も継続的に撮影案件のお仕事をさせていただいております。