こんにちは関西ドローンの伊藤です!

いやー暑いですね。

ドローンで仕事をしていると、みるみるうちに黒くなってしまいます。

ドローン焼けといいますか、帽子のツバやサングラスで覆われてる部分は白いのですが、それ以外の顔面が真っ黒に…。

 

関西ドローンももう直、事業開始から一年になります。

皆様のおかげさまで、なんとか軌道に乗ってきまして、年末には株式化しようかな…と考えています。

 

今回の話題は、そんな関西ドローンの一年間の血と汗の新規営業の結果を踏まえて、多くの映像製作会社様や、企業様がよく仰ってた事を基に色々と考えたいと思います。

「空撮外注 vs 自社でのドローン購入」はどう違うのか?

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「空撮って、結局自分でドローン買った方が安いんじゃないの?」

「一回の空撮に十万円!?ドローン買えるじゃん!」

そうかもしれません。

空撮の相場は十万円程度と言われていますが(もちろん案件にもよる)、それだけのお金があればDJI社のPhantom系列の機体を買ってバッチリ空撮できちゃうわけですよ。

今まで関西ドローンとして営業に行かせて頂いた方の中には、そう言った考えの方もいて、実際に機体を持ってる方もいました。損得勘定の得意な関西、大阪の方はそういう考え方の人も多いかもしれません。笑

そうですよね、毎回数十万円払うのなら、買っちゃった方が安くつくに決まっています。

 


なぜ空撮を外注するのか

それでも、空撮を外注する企業は多くいらっしゃいます。

主な理由は3つです。

1.事故のリスクを避けるため

2.申請や機体を都度更新するのが面倒

3.空撮の技量を上げるのに人件費がかかる

では各項目の説明です。

 

1.事故のリスクを避けるため

正直、様々な企業が口を揃えて言われることで、この理由が一番多いです。

墜落した時や事故の時のリスクを負いたくないから、外注する。

ドローンを飛ばす限り、事故を100%防ぐことは理論上できません。それはドローンに限った話ではなく、自転車や車でも同じですよね。

万が一事故した際の対処や、その後の対策など、ドローンの墜落事故と自転車の接触事故では色々と異なってきます。ドローン事故では、自転車のように、保険会社に伝えてあとは丸々任せる、という風にはいきません。

確かに、下手に事故を起こして多額の賠償やトラブルを抱えてしまうよりかは、都度外注した方が長期的に見て安くつきますもんね。

 

2.申請や機体を都度更新するのが面倒

ドローンの機体は日進月歩です。

日々新しい機体が発売され、安全面やカメラの質も上がっていきます。

当然いい映像を撮ろうと思って空撮をするのであれば、そのあたりを配慮して新しい機体は買い揃えるべきです。特に安全面も向上し続けています。

さらに、改正航空法も定まってきたとはいえ、まだまだ申請はややこしく、都度申請が必要な場合もあります。

機体が更新された時や、申請が必要になった時、社内の方が対応できればいいのですが、結構時間がかかるのです…。

 

3.空撮の技量を上げるのに人件費がかかる

最後はこれです。

空撮にも、正確な技術が必要です。被写体をバチっと捉える技術。数センチ単位でドローンを動かす技術。一朝一夕では身につけられません。そのために、日々の練習が必要なのです。

そこに避ける時間と人手があればいいのですが、たまに使うドローンの為に、固定して人手を割くのは難しく、なかなかそうはいきませんよね。

 


まとめ

どうでしょう?
ドローンを自前で買う値段と、空撮の値段は、簡単に比較できるものではないですよね。

空撮料金が高いと言われることはありますが、そこにかかる見えない手間やリスクを考慮すると高くはない、というのも一つの考え方です。

外注される方は、上記のリスクや手間を最小限にするため、総合的に見て”空撮の外注”という選択をされます。
もちろん、自社でドローンを持つということは、上記のデメリットだけではなく、仕事の幅が広がるといったメリットもあります。

車を買うのか、レンタカーするのかなどと同じような問題だとも言えます。検討をした後に、シチュエーションにあった選択をされることをおすすめします。

とは言え、ドローンという新しい分野なので、検討材料も少ないかもしれません。
関西ドローンではドローン関連のことであれば何でも相談に乗りますので、お気軽にご連絡下さい!

本日は以上です。
ありがとうございました!