こんにちは。関西ドローン 福積です!

 

ドローンは色んなメーカーから色んな機体が発売されていたり、色んなところがライセンスと呼ばれるものや認定書などを発行していますが、その割に、まだまだ一般化されている状況ではありません。

そんな中で、「ドローン撮影を始めるには何をすればいいのか?」と混乱される方が多くいらっしゃいます。

 

そんな方々のための、本日は一般的なドローンの始め方についての話です。

詳しい方には当たり前の話になってしまいますが、、、趣味でそれなりにしっかりと飛ばす方、もしくは、ドローンを業務で使いたい方などを想定した始め方です。


ドローン撮影の始め方

①情報収集

②ドローン購入

③知識習熟

④訓練

⑤国交省の包括申請

⑥飛行

⑦ブラッシュアップ

 

以下にて各自の説明を記載していきます。

 

①情報収集

自分の飛ばしたいドローンの価格はいくらで、想定している飛行シーンに関わる法律とは何なのか?そもそも改正航空法って何?というような基本的な疑問をインターネットや知人、書籍などから仕入れましょう。現代はSNSが発展していますので、Facebookのその様なグループに入って質問するのもいいかもしれません。

 

②ドローン購入

ドローンを選定し、欲しいドローンを買います。

DJI製品を購入される場合は、インターネットや家電販売店、DJI正規代理店などのチョイスがありますが、関西ドローンのおすすめは正規代理店です。

値段はどこも変わらないのに、サポート体制には雲泥の差が出るからです。なので、サポートのしっかりしているDJI正規代理店での購入をオススメします!

 

③知識習熟

少し①の情報収集と重なりますが、実際にドローンを購入して少し飛ばしてみると、数えきれないほどの疑問が出てくると思います。

GPSってどういう風に動いている?カメラの設定はどうすべき?リターントゥホームってどんな時にすると危ない?イベント上空って飛ばせないの?安全な飛行の為のドローン設定は?などなど。

こちらに関しても、インターネットや書籍などが有効ですが、最も心強いのはDJI正規代理店やドローンパイロットの先輩から聞くことです。インターネットだけだと知識も偏りがちなので、やはりドローン知識に詳しい、知識の全体像を掴んでいる人に聞くのが最善ですね。

私達も最初は色々な方に色々と聞きまくりました。笑 そのようなやさしい方々への恩もありますので、今から始める方のお役に立てる情報を発信していければな、と考えています。

 

④訓練

知識だけを詰め込んで、ドローン知識をフル装備しても、やはり操縦には実際の慣れが必須です。

国交省の包括申請を取る際に必要な、10時間の飛行経験を飛ばしましょう。

ただ飛ばすのではなく、色々な状況を想定して、狭い空間をきれいに動かす練習であったり、高い空域での繊細なカメラワークの練習など、備えあれば憂いなしです。

 

⑤国交省の包括申請

ここまで来て、10時間訓練した暁には、国交省の包括申請を取りましょう。(2017年から申請先が国交省から地方航空局に移行しましたが、便宜上”国交省”と呼んでます…)

申請の際は、ご自分で調べて時間をかけてご自分で申請をされる方もいらっしゃいますし、行政書士に依頼してお任せするパターンもあります。

私としては、どちらもメリットデメリットがあり、甲乙つけがたいですが、少しお金はかかってしまいますが、行政書士にお願いして、その空いた時間を訓練やドローン情報収集に充てるのがいいという声もよく聞きます。

行政書士の方に色々な耳ヨリ情報も集まりやすいですし、親しくしていると、色々と助かることも多いです。

 

ちなみに、いつも一緒にお仕事をしている行政書士の今井様のURLです。やさしく丁寧で、ドローンの専門家です。関西圏でのドローン法規制関係は、今井様に問合せをしてみましょう!

http://mille1000.com/

 

⑥飛行

ここまで来ると、飛行の準備が整いましたので、思い思いの場所でのドローン飛行や空撮を楽しんでください!もちろん、法律関係と安全性には十分気を付けて。笑

 

⑦ブラッシュアップ

こちらは補足にはなりますが、飛行ができるようになっても、ドローンを上手に飛ばすには日々の訓練や改善が欠かせません。適宜の訓練、情報収集、コネクション強化など。ドローン事業者が集めるイベントなども色々なところで開催してますので、そういったところに足を運ぶのもオススメです!

こちらのブラッシュアップは私達関西ドローンも初心を忘れないよう、日々意識して取り組んでいます!月に1~2回の練習会も開催しています。ドローンの輪を広げるためのものなので、非営利ですし、よければご参加を。笑

Facebookページにて最新情報を更新しています。


まとめ

仕事でされる場合は、国交省の包括申請を取った後からが、訓練や集客などの本番にはなりますが、こちらがざっとした始め方です。

 

また、趣味での運用の場合、そもそも改正航空法に禁じられない200g未満のドローンを使われる場合は、10時間の飛行や国交省への申請は不要です。

また、人口密集地で飛ばさないから200g以上のドローンだけど、国交省への申請はいらないかな、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、申請をしていないと人・物から30m以内の飛行はできません。

その”人・物”には歩行者、電柱柱や他人の敷地、家なども含まれますので、それらから常に30m以上離して飛ばす、というのはなかなか実現させにくいことではあります。

なので、それなりに違うロケーションでドローン空撮を楽しみたい方にとっては、国交省への包括申請は必要になってきますので、諦めてとりましょう。

 

また、ライセンスや認定について、JUIDAやドローン検定(無人航空従事者試験)など、民間団体が発行しているものにも色々なものがあります。しかし、それらがないと飛ばせないという法律やルールはありませんので、各自の方向性にあった、コスパのいい方法を選んで、楽しいドローンライフを送ってください!

 

以上が、ドローン撮影の始め方でした。

本日は以上です。ありがとうございました。