こんにちは。
関西ドローン 福積です。
ドローン空撮のお問い合わせで企業から、「店舗のPR用の写真を撮ってほしいんですが、どのくらいの費用がいりますか?」という質問をいただくことがあります。
どんな店舗を撮るのか?飛行場所はどこか?などの条件により価格は変わってきますが、本日はそのような疑問に対して、価格や注意点について書いていきます。
写真:Unsplashより_やはり真上からの建物写真はドローンならではの構図ですし、ピリッとしてかっこいいですね。
目次
前提の仮条件について
今回の仮条件は、ある店舗のPR用にドローンで写真を撮るという前提で話を進めましょう。
※店舗としていますが、「建物を撮る」という点では同じなので、工場や新施設、マンション、ホテル、レストランなどでも似たような条件になります。
ドローンでの空撮写真の価格価格帯は?
ドローン写真撮影の価格帯は1フライトで3~5万円程度になります。
1フライトで20分程度の飛行ができ、一般的には10~30枚の写真を撮れますので、通常の大きさの店舗であれば十分かと思われます。
画質については、通常のWEBやSNS用、雑誌やチラシにのせる写真などであれば、通常のドローン(PhantomやMavic)で十分な画質が撮れます。
しかし、もしポスターなどの大きいサイズにする場合や、画質にこだわりたい場合は、少し話が変わります。
通常のドローンでは画質が少し物足りなくなりますので、業務用空撮機(InspireやMatriceと言うドローン)が望ましいです。その場合は価格も数万円程度あがるかもしれません。
また、普通の写真を撮って渡すだけであればそれでいいのですが、写真を編集するとなると別途の費用がかかります。
業務用専用ソフトを使ったレタッチや編集などは、通常は1~3万円ほどかかってきます。その写真をどういう形で欲しいのか?というところにも気をつけて予算や案件を考えるのが理想ですね。
※例えば、店舗用の写真だと、以下のような編集が考えられます。価格はまちまちになりますので、依頼する業者に問い合わせて、確認するのがベストです。
ー チラシにするために写真の色合いを変えたい
ー 建物だけ切り取った画像にして欲しい
ー 不要な近隣の建物を編集で消してほしい
ー ポスターにするために文字も入れてほしい
ー 撮影した写真をアルバムに製本して出してほしい
写真撮影 依頼時の流れ
そして依頼時の流れとしては、以下のようになります。
■ドローン写真撮影 依頼時の流れ
①お問い合せを頂く
②打ち合わせと現場下見
③下準備(撮影日協議や業者による飛行許可の申請など)
④撮影当日
⑤必要であれば編集作業
⑥納品、データをお渡し
関西ドローンでは、ご要望があれば、②の段階で実際に使うドローンをお持ちし、打ち合わせに伺いますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
大まかな情報はここまでですが、まだもっと知りたい方は、以下の注意点などもお読みください。
※なお、こちらの記事は「写真」についてです。「動画」については別物になり、少し料金が上がったり、条件も変わってきますのでご注意ください。
基本ポイントの注意点3つ
実際に写真撮影を依頼するにあたって、注意すべき点について記載していきます。
依頼先はドローンの専門家か?安全対策や法律は?
こちらは大前提ですが、依頼する先はしっかりとしたドローンの専門家か?という点は重要です。
専門家ではない場合、安全対策が不十分だったり、法律関係の認識が不足していることがあります。知らず知らずのうちに、危険な飛行や違法な飛行をしていた、ということにもなりかねません。
ドローンは色々な技術により墜落しにくくなっていますが、空を飛ぶものなので、落ちる可能性は常にあります。
そして法律に関しても、「改正航空法」というドローン関連の法律があるのですが、それ以外にも飛行条件によって他の細かい法律が関係してくることもあります。
そのあたりをカバーするのが専門家の知識と経験なので、企業で飛ばすからには安全で法律にのっとった飛行で撮影を依頼するのが望ましいですね。
趣味でドローンを買ったから、安く撮影しますよ、という方も中にはいらっしゃいますが、そのあたりの法律関係や安全対策について信頼のおける方でなければ、もう少し検討するのがいいかもしれません。
ということで、依頼する先はドローンの専門家で知識や経験は十分にあるのか?という点が1つ目です。
ここに関しては、特にこれといった判断基準がないので難しいですが、、、ホームページや実績、会って話した時の印象などから判断するのがベストだと思います。
写真に詳しいドローン業者なのか?
次は「写真撮影」に詳しい依頼先なのか?という点です。
先ほどは「ドローン飛行」についての注意点でしたが、ドローンを安全に飛行させるだけでは十分ではありません。肝心の「写真」をきれいに撮れるのか?というところも重要です。
「ドローン飛行」と「写真撮影」は別の技術です。ドローンにはとても詳しいけど、写真についてはあまり詳しくない、という方も中にはいらっしゃいます。
また、プロの写真家と動画撮影家がいるように、「動画撮影」はできるが、「写真撮影」は苦手、という方もいらっしゃいますので、依頼先の今までの実績を確認するのが最もいい方法だと思います。
※具体的に言うと、以下のようなポイントなどがあります。
ーハイクオリティな写真を撮るために十分な機材はあるのか?
ー綺麗に編集するためのRAWデータの取り扱いには長けているのか?
ーNDフィルターを用いた天気に合わせた撮影ができるのか?
ーシャッタースピードやF値、ISOや露出などのカメラ設定については詳しいのか?
ということで、依頼先は写真に詳しい業者なのか?というところが2点目でした。それを判断するためには、依頼先の実績を確認しましょう!
値段は予算内か?
「ドローン飛行」と「写真撮影」のついてのポイントでしたが、企業で依頼するからには最も大切なことがあります。
ビジネスとしての活動には常に付きまとうアレですね。「料金」です。
上記に書いたように安全で安心、ハイクオリティなのがもちろんベストですが、やはり料金についてはいつでもどこでも最重要課題です。
ハイクオリティでも予算が合わなければ話にならないですよね。
なので、まずは何を撮ってほしいのかと考えたうえで、目標の予算を明確にして、専門家に相談するのがベストです。
まとめ
以上、企業でドローン撮影を依頼するときの情報について記載してきました。
企業で依頼するからには安全・安心で、コストパフォーマンスの高い、長期的に付き合える業者に依頼するのが理想ですね。
関西ドローンでは、私たちによる撮影はもちろん可能ですし、予算や目的に合わせた色々な価格帯の信頼できるパイロットの紹介も行っております。まずはお気軽にお問い合わせください。
まだドローンは一般的になっているとは言い難い分野です。
これからも色々な役立つ情報をお出しし、関西圏でのドローン普及をさせるため、活動していきますので、関西ドローンをよろしくお願いします!
こちらで以上です。