みなさん、メリークリスマス。関西ドローンの伊藤です。今年はクリスマスプレゼントにManfrottoのリュックを買おうと思っています。本当はスター・ウォーズのLEGOが欲しいかな…笑

というわけで今話題の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ですが、みなさんもう観られましたか?なぜかドローン事業者の多くはスター・ウォーズファンだったりするのです。僕の周りに非常に多いです。

今回はそんな『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』から、ある空撮映像を紹介します。本編は勿論、予告編にも使われていたので、本編の内容には触れず、ネタバレなしでいきたいと思います。

まずは予告編を

予告編にも登場するこの島であり、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーが引きこもり生活を送っている島です。前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で主人公のレイが訪れたところで、最新作に繋がります。

予告はこちら。

岩肌が見えて切り立った島ですが、緑も栄えていて美しいですね。どこか神秘的な雰囲気がします。島の中にはケルト人が建てた修道院があり、映画の本編でも登場していました。是非この美しい島を空撮したい!というわけでこの島のことを少し調べてみました。

スケリッグ・マイケル島

事の発端は前回のブログで紹介したDRONE WARS!devinsupertrampさんのYouTubeチャンネル。この方の動画を漁っていると、見覚えのある島が。これ!スター・ウォーズの島じゃん!

どうやら島の名前はスケリッグ・マイケル島。スケリッグ・アイランズという島の集まりの一つのようです。場所はアイルランドから少し南西に行ったところ。アイルランドのケリー州に位置するようです。

7世紀頃に修道院が開かれ、現在も石積みの礼拝堂やキリスト教徒の僧の家が残っているようです。映画ではレイが壊してましたね(勿論CG)。1996年に世界遺産として登録されています。意外と有名な島でした。

ちなみにスケリッグ(skellig)という原題の絵本があり(著デイヴィッド・アーモンド)、「肩甲骨は翼のなごり」という放題に訳されて映画化もされています。確かに島自体が肩甲骨っぽい。

『スター・ウォーズ』予告編での空撮の手法

こちらの島ですが、山頂の標高は約218メートルとされています。予告でも流れていた、この島を俯瞰で撮影するとなると、高度は300メートル以上上げなければいけませんね。日本の航空法は適用されませんが、かなりの高度を上げて正確に操縦する技術が必要です。

使われた機体はMatrice600にシネマカメラを載っけてたのでしょうかね?海の上なので、リスクは低そうですが、風が強うそうです。Inspire2とか使ってくれていたらテンションが上がりますね。ソフト化されたらメイキングに映っていないかチェックします笑

他にも予告編や本編を見ると、「島に近づいていくカット」、「島でレイとルークが出会うカット」などでドローン撮影が行われていました。世界遺産を空撮できるのはとても羨ましいですね。

日本では、世界遺産の島といえば沖ノ鳥島や屋久島がありますが、これらも空撮すればかなり綺麗なんでしょう…。