
こんばんは。
関西ドローンの伊藤です。
現在北海道に来ています。
人生三回目の北海道、やっぱり寒いです笑
関西の真冬並みの体感温度です…。
ただ雄大な景色と、どこでもドローンを飛ばせてしまいそうなこの感じはたまりません。
なぜ北海道に来ているかというと、あるチームに関西ドローンとしてJapan Innovation Challengeに参加しているからです!
去年から行われいる、各チームでロボットを使って山岳救助を試みるレスキューコンテストです。
北海道の上士幌町を会場とし、こんな設定シナリオの元ロボットを使った救助を試みます。
帯広氏はある晩秋の日に登山に行っていた。
初めての山であったが登山経験もあるため、単独で登頂を行った。
予定より遅れて15時に頂上に着き、すぐに下山を始めていた。
午後16時頃急に天候が変わり、雪が降り始めた。
午後16時半には、雪は吹雪に変わり道に迷った。
午後17時に携帯電話にて救援を呼んだ。
現在地は不明であったため、場所は伝えられなかった。
食料も水も朝を迎えるには十分持っている。
雨等の悪天候に備えてレインコートは持参していたが、雪を想定していなかった。
そのため、体温が下がっていくことを止められない。このままでは凍えてしまう。
ヘリコプターは悪天候のため捜索に向かえない。
救助隊はすぐに日没となるため入山できずに翌朝に備えている。
その後携帯電話は、電池が切れたのかつながらなくなった。
そこで救助隊は、ロボットを利用した救助を試みることにした。
翌朝の救助のこともあるため、帯広氏の位置を把握することをまずは試みる。
位置を把握できた場合は、救助ロボットを送り込み救出を試みる。
骨折等のためロボットで連れて帰ってくることができない状態も考えられるため、その場合には無線機、簡易テントや毛布等の物資を置いてくる。
時間との勝負です。いち早く発見し安全に連れてくることが必要です。さあ、ロボットの出発です。
どうでしょう。
さて、これをロボットで行うわけですが、競技課題が3つに分かれています。
課題①「発見」
ロボットを使い、遭難者を発見します。誤差±30mまでの緯度経度まで特定し、報告します。
課題②「駆付」
ロボットを使い、約3kgのレスキューキットを遭難者の元に届けます。
安全の為、遭難者の±30m以内には物体を投下してはいけません。
課題③「救助」
ロボットを使い、遭難者を救助します。
どうでしょう。人が入れない場所を想定し、より安全に確実に山岳救助を行うためのコンテストとなっております。
合計で5日間行われ、毎日遭難者の位置が変わります。
しかもこれ、賞金も出ます。課題①は毎日一番早かったチームに50万円。課題②は5日間合計500万円を達成したチームで山分け。課題③はなんと2000万円。
すごいですよね。行政とスポンサー企業が全力を挙げて開催されています。この業界で超有名な方なども、実行委員会にいらっしゃいます。
主に課題①、課題②は無人航空機(ドローン)を使って行われます。
3日目現在の状況
このコンテストは、日本中の超実力派ドローン業者がこぞって集まります。まさに日本代表戦です。
本日で開催から3日が経ちました。昨年は、課題①「発見」を達成したチームが2チーム、課題②「駆付」を達成したチームは無し、という結果でしたが今回はかなりレベルが上がってます。課題①を達成したチームは2チーム、課題②に至っては毎日最低2チームが達成しています。すごい進歩です。達成されたチームの方、本当におめでとうございます。

詳細はコンテスト終了後に記載しますが、兎に角口では言い表せない凄いコンテストになっており、参加できることに非常に喜びを感じています。(しかもチーム内に日本有数のプロパイロットが3人もいる)
僕の所属するチームも、2日目で課題①「発見」を達成しましたが、タッチの差で賞金を逃しました。
ドローンの可能性が詰まっている5日間
このコンテストでは、ドローンで人命救助という近い未来現実になることがリアルタイムで実証されています。昨年参加したチームも、この日のために技術力やノウハウを磨き参加しています。ドローンでどこまでできるのか?本当に人命を救えるのか?実践を模した実験は日本中でここでしか行われいません。
ドローンの技術といっても、空撮の技術とは一味違います。確かに空撮のノウハウも必要なのですが、状況にあった機体を選定し、自動航行を上手く行う。さらには電波の知識も必要になります。課題②「駆付」においては、物をドローンで運び、安全に届けるという技術も必要です。
これら可能になれば、災害時はもちろんのこと、例えばドローンを使った宅配技術にも転用できますし、ドローンの可能性が一気に広がります。
コンテストは残り2日間。全力で頑張りたいと思います。
就寝前ですが、堆肥の匂いがすごいです笑







