どうも、関西ドローンの伊藤です。師走も終盤戦、忙しなくなってきましたね。今年の年末年始はゆっくりします。関西ドローンも昨日のロケハンでとりあえず今年の業務は終了(ようこそ確定申告…)。

昨日ロケハンしたお客様は、以前ドローンで空撮写真を撮らせて頂いたある施設のお客様でした。この度、そこの動画を撮ることになりまして、そういえばドローン撮影の動画と写真の価格の違いって、わかる人にしかわからないなと思い、今回の記事に至ります。

ちょっと詳しく考えたいと思います。

写真も動画もベースは同じ

 

いきなり核心なのですが、ベースは同じなのです。どういうことかと言うと、ドローンを飛ばす、フライトさせるというところは同じなのです。写真であれ動画であれ、指定の場所でドローンを離陸させるという業務は変わりません。

これが地上のカメラマンの場合、カメラを使うということには変わりはないのですが、使う機材にも違いが出てきたり、そもそも技術も全然違います。一瞬を切り取る写真と、その時を空間ごとに切り取るのが動画です。

ただしドローンの場合、ドローンを飛ばすと言う行為、その機体そのものが同じなので、そこからスチールを撮るか、動画を撮るか、勿論両者にも違いが出てきます。

どちらが難しいの?

これも端的に言えば、どちらも簡単ではない、ということになります。ドローンを飛ばすというベースの技術はどちらも同じです。これ自体にも、業界トップの技術の方(本当に凄い)から、初心者の方まで差があります。

さらにそこから、スチールの場合、光の当たり具合や構図の組み立て、被写体が一番美しい時にシャッターを切るのを待つ忍耐力が必要です。よくドローンで撮った写真は全部同じ感じになると聞きます。

僕はそんなことないと思います。同じ被写体を撮る時に、航空写真の熟練の方に頼むのと、トイドローンしか飛ばしたことがない方に頼むのは雲泥の差が出ます。それが技術というものだと僕は思っています。

次に動画ですが、これはさらに動きが加わります。どこからどこへドローンを適切に動かせばいいのか、撮れている画はどういうものになっているのか、など、カメラの向こうの世界とドローンを正確に動かす技術が必要です。

勿論こちらも、光の具合から構図まで、それらを理解しておく必要があります。ただ真っ直ぐ飛んでいるだけでは、動画として使いどころが限られてしまっているからです。

つまり価格の差は?

結論として、ドローンを飛ばすというベースは同じにしろ、動画を撮る方がドローンを正確に動かす技術というのがプラスされるため、若干高くなります。写真の場合、極端に言えば被写体の構図などがわかっていれば、真上にあげるだけで済むケースが多いのです。

ただし、飛ばす側のリスクは同じです。安全に注意して、お客様の満足のいくものを撮影するという業務に変わりはないのです。

いかがだったでしょうか?関西ドローンも、写真と動画で若干の価格差はありますが、基本は動画ベースの価格設定としております。ご参考までに。

関西ドローン:空撮サービス