これから数回にわたり、僭越ながらドローンとは一体何で、何をするもので、今後どうなっていくのかをお伝えしていきたいと思います。
ドローンの歴史から触れていき、現代のドローン事情を通し、最終的には読んで頂いている皆さんに、ドローンは怪しいものではないと理解して頂けたら幸いです。
なお、DJI社やその他のドローン関係組織が独自のテキストで説明し、ドローンの民間認可試験を受験するにあたって各社がテストに出すであろう内容も噛み砕いて触れていきたいなと思っています。
なのでドローンを知らない方も、ドローンを始めたい方にも知って頂きたい内容です。
そもそもドローンって何?
恐らく、多くの皆さんはここから疑問を持つでしょう。
私もそうでした。
ドローンをやってみないか?と誘われた時に、はて、ドローンって何?と訝ってしまいました。
さて、ドローンの始まりは何と約520年も前に遡ります。
かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチがヘリコプターの元と言われているある一枚のスケッチを残しました。
しかしその後400年余り、飛行船を除いた有人飛行の歴史は中々進展しませんでした。
そしてようやく、あのライト兄弟が「ライトフライヤー1号」で見事2つのプロペラを用いて飛行に成功します。
ここからプロペラを用いた航空機の時代の幕が開けました。
一般的に「ドローン」と言われる機体も、プロペラを用いて飛行する航空機に該当するわけです。
つまり、ドローンとはジャンボジェットや戦闘機と同じように、航空機の一種類というわけです。
簡単にはなってしまいましたが、次回はより詳しくドローンの起源に触れてみたいと思います。