ドローンレースという競技はご存知でしょうか?
文字通り、ドローンを飛ばしてゴールまでの速さを競う競技です。
と言っても、迫力がすごい!
レース用ドローンは一般に売られている機体と比べ、小型のものとなっており、組み立て、部品調達も自分で行います。
何よりも未来を感じるのは、FPVという方法でレースを行うことです。
FPV、つまりFirst Person View。一人称ということですね。
ドローンで一人称ってどういうこと?と思われるかもしれません。
これはドローン前方に付けられたカメラが捉えた映像を、専用のFPVゴーグルの内部に映し出すことで、操縦者の視点とドローンの視点が一致するということですね。
つまり、操縦者がドローンになったかの様に高速で飛行できる!

最近、ゲームの展示会などで注目を集めているVRという技術に似ています。VRはゲーム世界などの仮想現実をプレイヤーが体験するのに対して、こちらは現実の映像をそのまま体験するわけですね。

そんなドローンレース、他の国では結構頻繁に行われていますが、我が国日本ではまだまだ一般に認知されていません。

それに法規制もあり、中々参入者が増えていいないのが現状です。
とは言いつつも、年に何回かは各地でドローンレースが開催されていたりと、ジワジワと広がってきているようです。
無線資格を取らなければいけなかったり、制約はあるもののいつの日かこのエキサイティングなスポーツが日本で行われるといいですね。
観客が全員FPVゴーグルを付けて、プロのドローンレーサーのレースを自由に体験できるようになる日も近いかもしれません!

https://www.youtube.com/watch?v=ZwL0t5kPf6E