あのDJI社から農薬散布用のドローンがついに発売待機状態となりました。
農林省からの認可が下りて、後は国内での販売体制をDJI側で整えるのみとなっております。
ドローンで農薬散布?
ドローンの使い道として今後発展してくるであろう農薬散布。
海外の広い農地ではもうすでに使われてたりもします。
日本でも、シングルローター(ヘリコプター型のラジコン)無人航空機による農薬散布は行われています。
農地に農薬を散布する場合、現状は手作業で行っています。何キロもの農薬を背負って、噴霧ノズルを振り回して行っているわけです。結構な重労働です。
しかし今回発売が決定したこのAGRAS MG-1、一体農業界にどのような影響を与えるのでしょうか?
農薬散布は送信機を触るだけで済む
人手を駆使して行ってきた農薬散布。
これがドローンで行うことができます。
ドローンに農薬を積んで、上空から農地にふりかけます。
こうすることで、人件費も時間も節約が可能になります。
ドローンを操縦できるパイロットが一人いれば、農薬散布が簡単にできてしまうんですね。
なぜDJIの農薬散布ドローンが話題になっているのか?
実は現在でもクボタや各メーカーが農薬散布ドローンを取り扱っています。
しかし、一台数百万円と、簡単に手を出せる値段ではありません。
その他パイロット自身に農薬取り扱いの免許がいるなど様々な規制はありますが、参入障壁がかなり高いのです。
ところがDJI社製品となれば、ハイクオリティーなドローンを低価格で販売しているため、今回のAGRAS MG-1にもかなり期待できるというわけです。
今後日本の農業の未来の為に、ドローンが活躍することを願っています。